ライスペーパーを使うとき溶けるのはどうしてだろう?
ライスペーパーは、水分を含み過ぎると焼いているとき溶けるので注意しましょう。
手間をかけて作った料理が、最後の焼く段階で溶けたり破れたりするのは、すごく悲しいですよね。
お店のようにピシッと巻きたいのに上手くいかない、とライスペーパーを使ってみて悩みを持っていませんか?
この記事では、ライスペーパーを焼くときに起こるトラブルの理由や対策を紹介しています。
カリカリに焼きたいけれど、どうしたらいいの?と疑問に思っていたら、注意したいポイントも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでください♪
破れにくいライスペーパーです。
使いだしたら、焼くだけではなく、生春巻きを作れるので、あっという間に使えますよ。
調理方法で触感が変わるので、試しに使ってみませんか?
ライスペーパーは焼くと溶けるのはなぜ?理由と対策
ライスペーパーは、水分を含みすぎると焼くときに溶ける場合があります。
ライスペーパーは、原料にお米を使っているため、水分を含むと柔らかくなる性質があります。
比較的厚みもあるので、野菜やエビを包んで生春巻きで食べるのはもちろん、焼く、揚げる、蒸すアレンジメニューにも適していますよ。
モチモチした食感が人気のライスペーパーですが、焼いて調理する場合は水に浸しすぎると溶けやすくなります。
ライスペーパーが溶けるのを防ぐためにも、調理前や焼くときは水を付けすぎないように注意しましょうね。
焼き料理で使うときは、溶けるのを防ぐために蓋を使わずに調理するのがおすすめです。
ライスペーパーを焼くと破れるときの対策を紹介!
ポイントを押さえて調理すれば、ライスペーパーを焼くときに破れるトラブルを防げますよ。
ライスペーパーを焼いているとき、途中で破れるとショックですよね。
料理するときにライスペーパーが破れず美味しく焼くためのポイントを紹介します。
ライスペーパーを焼くと破れる理由と対策がわかれば、不安が減り美味しい料理が作れますよ♪
キッチンペーパーを使う
キッチンペーパーを使えば、柔らかくなりすぎたり、まな板にくっついたりする失敗が防げますよ。
キッチンペーパーの活用方法は以下の通りです。
- 水に浸けたライスペーパーの余分な水分を拭き取る
- 濡らしたキッチンペーパーをまな板に敷いて、くっつくのを防ぐ
ライスペーパーについた余分な水分をキッチンペーパーで拭きとれば、柔らかくなり過ぎないため包むときや調理中に破けるトラブルを防げます。
また、濡らしたキッチンペーパーをまな板に敷けば、ライスペーパーがくっつくかず包みやすくなる効果もあります。
このとき、キッチンペーパーがびちゃびちゃのままだと、置いたライスペーパーが水分を吸ってしまうため必ずかたく絞るようにしてくださいね。
包む具材に含まれる水気を切る
ライスペーパーで包むとき、具材の水気をしっかり切るのがポイントです。
中の具材の水分が多いと、焼く際に加熱された水分が、ライスペーパーを破って流れ出てしまいます。
ツナなどのオイルも同様なので、キッチンペーパーなどでよく切ってから包みましょう。
また、加熱したら水分が出る食材を使う場合は、具材だけ先に火を通してから包むといいですよ。
フライパンをしっかり温める
油をひいてしっかり温めることで、ライスペーパーが上手に焼けます。
調理するとき、フライパンに食材がくっつくことがありますよね。
油をひいてもライスペーパーがくっつく場合は、温め不足が原因かもしれません。
フライパンに手のひらをかざして、熱気が感じられるくらいしっかり温めてから調理しましょう。
焼いている間はなるべく触らない
ライスペーパーを焼いている間は、なるべく菜箸などで触らないのがコツです。
調理しているとき、火が通っているか、表面がパリッと焼けているか心配で触りたくなりますよね。
触った部分がくっついて、破れる原因になるので気をつけましょう。
焼いているときにフライパンを軽く傾けてみて、ライスペーパーがするんと滑る感じがしたら、ひっくり返すタイミングです。
水につけ過ぎない
ライスペーパーの水分が多いと焼く前に破れてしまうので、少し硬めの状態で包むのがポイントです。
大きめのボールにぬるま湯を入れて、ライスペーパーを潜らせたあと、キッチンペーパーなどで軽く水気を取りましょう。
硬めの状態だと包みにくいかもしれませんが、時間が経てばライスペーパーに水が馴染むので柔らかくなりますよ。
また、ライスペーパーの水分を調整するためにも必ず1枚ずつ水に浸けるようにしましょうね。
ライスペーパーを焼くコツは蓋と油!カリカリにする秘訣を紹介
ライスペーパーをカリカリに焼くにはどうしたらいいの?
ライスペーパーをカリカリに焼くコツは、2つあります。
- フライパンに蓋をしない
- 多めの油で揚げ焼きにする
ライスペーパーを使い上手に具材を巻いたけれど、カリカリに焼けなかったらショックですよね。
ここでは、ライスペーパーをカリカリに焼くコツを紹介しますね。
ポイントを押さえたら簡単にできるので、ぜひこれから紹介するコツを参考に美味しい料理を作ってみてくださいね。
フライパンの蓋を使わない
ライスペーパーは水分を含みやすいので、フライパンの蓋は使わないようにしましょう。
調理中に蓋をすると、フライパンの中に水気が溜まりライスペーパーが余分な水分を吸って破れやすくなってしまいます。
水分が多い状態だと、ライスペーパーをカリカリに焼くことができません。
なので、フライパン内の水分をしっかり飛ばしましょう。
少し多めの油で揚げ焼きする
ライスペーパーをカリカリに焼くために、揚げ焼きするといいですよ。
フライパンに大さじ2杯の油をひき、ライスペーパーを揚げ焼きします。
少量の油ですが、表面がカリカリになり、中はもちもちの触感を楽しめます。
揚げ物を作るときみたいに、大量の油を使わないので片付けも簡単です。
こちらの本場ベトナム産を使って揚げ焼きにすると、表面がカリカリで、中がモチモチの触感を楽しめますよ。
ライスペーパーの焼くレシピを2つ紹介!簡単で美味しく作れる
簡単に作れて、大人も子どもも一緒に食べれるおすすめレシピを2つ紹介します。
どちらも下ごしらえが済めば、包んで焼くだけでできる簡単レシピです♪
コツさえ押さえれば美味しく作れるので、ぜひお試しください!
ライスペーパーえのきの磯部チーズ巻き
材料(2人分)
- えのきたけ 1/2株
- ライスペーパー 4枚
- 焼きのり 適量
- スライスチーズ 2枚
- ステップ1食材の下ごしらえ
えのきたけを、手で4等分にわける
スライスチーズを半分に切る
- ステップ2ライスペーパーを水に潜らせて、まな板の上に置く
まな板の上にかたく絞ったキッチンペーパーを置くと作業がしやすい
- ステップ3食材を包む
ライスペーパーの上に、焼きのり、スライスチーズ、えのきたけの順に乗せて、左右を少し折り畳み、中央に向かってくるくると巻く
- ステップ4フライパンを温めて、焼く
油をひいたフライパンをしっかり温め、作ったライスペーパーを並べる
こんがりきつね色になるまで焼く
- ステップ5完成
お皿に盛りつけたら完成です
ここでも破れないように、水につける時は少し硬めを意識しましょう!
焼いているとき、えのきから水分が出るので入れ過ぎないように注意しましょう。
えのきのコリコリとした食感ととろけるチーズのコクが相性バッチリで、子どもでもパクパク食べられますよ♪
食べる時に醤油を少しつけて食べるのもオススメですよ。
ライスペーパーで簡単!鶏のむね肉の包み焼き
材料(2人前)
- ライスペーパー 4枚
- 鶏のむね肉 200g
- スライスチーズ 4枚
- ステップ1食材の下ごしらえ
鶏のむね肉を包みやすい大きさに切る
薄めに削ぎ切りを行えば、火が通りやすく食べやすい
- ステップ2ライスペーパーを水に潜らせて、まな板の上に置く
まな板の上にかたく絞ったキッチンペーパーを置くと作業がしやすい
- ステップ3食材を包む
ライスペーパーの上に鶏のむね肉、スライスチーズを置く
鶏のむね肉の間にスライスチーズを挟むと、美味しく仕上がります
左右を少し折り畳み、中央に向かってくるくると巻く
- ステップ4フライパンを温めて、焼く
油をひいたフライパンをしっかり温め、包んだ鶏むね肉を弱火が片面5分ずつ、ゆっくりと焼く
- ステップ5完成
お皿に盛りつけたら完成です
鶏のむね肉は、調理の方法を間違えるとパサパサしやすいですよね。
このレシピは包み焼きするので、調理中に鶏のむね肉が乾燥しないので美味しく食べれますよ。
鶏肉が中まで火が通っているか心配せずに済むように、薄く削ぎ切りするのがポイントです。
\包みやすいから破れにくい!/
ライスペーパーを焼くと溶けるのはなぜ?のまとめ
- ライスペーパーは水分を含み過ぎると、焼くときに溶ける場合がある
- 水につける時はサッとくぐらせ、少し硬めの状態で包むと破れにくい
- 余分な水分を拭き取ったり、ライスペーパーとまな板の間に敷いたり、キッチンペーパーを上手く活用すると良い
- 食材に含まれる水気をできる限り切ってから、ライスペーパーで包むとよい
- 調理する前にしっかりフライパンを温めておくと、ライスペーパーがくっつきにくくなる
- ライスペーパーを焼いている間は、菜箸などでなるべく触らない
- 表面をカリカリに焼くなら、フライパンの蓋をしない、少量の油で揚げ焼きがコツ
- ライスペーパーの焼くレシピでオススメは、えのきの磯部チーズ巻きと鶏のむね肉の包み焼き
スーパーで簡単に購入ができ、様々な料理にアレンジできることで人気なライスペーパー。
使い方は難しくなく春巻きの皮と同じように使えるので、色々な料理にアレンジができます。
表面をカリカリに焼くには、少しコツが要りますが簡単なのでぜひ試してください。
ライスペーパーを料理に使ってみませんか?
私は色々な料理に使うので、枚数が多い商品を購入しています。
使い始めたら、あっという間に食べきれますよ。
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